三重の納骨堂5選!値段の相場や仕組みを解説!

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kanai

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納骨堂は、家族や親族と一緒に納骨することもできる、棚が設けられた最近話題の埋葬施設の1つです。

家族や親族ごとに1つの棚が提供され、お墓と同様に納骨することができるので、世代を超えて供養を行うことができます。

また、最近では自動的に遺骨が取り出されるなど、近代的な納骨堂も全国各地にオープンしています。

今回は、納骨堂の基本的な仕組みや、三重県内にあるおすすめの納骨堂について詳しくご紹介させていただきます。

納骨堂とは?

納骨堂は、お墓と同様に家族や親族の遺骨を埋葬し、供養することができる建物の総称で、最近注目されている埋葬形式の1つです。

石造りのお墓と違うのは、建物の内部や石造りのお堂であるなど、他の使用者と一緒に1つの建物などに埋葬できる構造になっていることです。

内部では、使用者ごとに棚が用意されているので、他の使用者と遺骨が混ざってしまうことはありません。

ただし駐車場や、花立や焼香代などは共用で使う場合が多いです。

石造りのお墓と違って、区画内の清掃などの管理を行わなくてもいいことや、お寺で定期的な供養をしてくれることもあり、最近ニーズが増えて来ています。

一般的には、30年から50年経過すると、寺院が遺骨を取り出し、共同の埋葬場所に移し替えるので、使用者が「棚が満員になったら…」とか「子孫が絶えてしまったら無縁墓になる」などの心配をする必要がなくなるのも、納骨堂ならではのメリットといえます。

一般墓や永代供養との違いは?

世間では、納骨堂だけでなく「合祀墓」「永代供養墓」など、さまざまな名称の墓地が存在しています。

それぞれの形態について、特徴などを比較してみましょう。

種  類 墓石建立墓 納骨堂 合祀墓 永代供養墓
特  徴 墓石を建立しその下に納骨スペースを設置 使用者ごとに分けられた納骨棚を設置 不特定多数の遺骨を1か所にまとめて埋葬 不特定多数の遺骨を1か所にまとめて埋葬
永代
使用料
墓所の面積や地域の需要により異なる
都心周辺では100万円以上
施設の規模と地域の需要により異なる
都心周辺では50万円以上
施設の規模と地域の需要により異なる
都心周辺では50万円以上
施設の規模と地域の需要により異なる
都心周辺では50万円以上
管理料 提供されるサービスにより異なる
都心周辺では年間1万円以上
提供されるサービスにより異なる
都心周辺では年間5千円以上
無料のことが多い 無料のことが多い
納骨料等 霊園によって異なる
5千円程度必要な倍が一般的
施設によって異なる
5千円程度必要な倍が一般的
無料のことが多い 無料のことが多い
納骨できる数 最大で3世代8名程度が一般的だが拡張は可能 施設の規模にもよるが3世代8名程度が上限の場合が多い 施設の規模による 施設の規模による
供養祭 実施されない場合が多い 実施されない場合が多い
実施される場合も費用は有料の場合が多い
お盆やお彼岸に実施される場合あり
費用は有料の場合が多い
お盆やお彼岸に実施される場合あり
費用は有料の場合が多い
維持管理等 別費用で除草や清掃を行ってくれる場合あり 施設管理の一環で運営者が実施 施設管理の一環で運営者が実施 施設管理の一環で運営者が実施
戒名の掲示 墓所内に戒名板を設置可能 別費用で戒名プレートの設置が可能な施設もある 別費用で戒名プレートの設置が可能な施設もある 別費用で戒名プレートの設置が可能な施設もある
無縁墓対策 霊園によって異なるが管理者判断で墓石撤去に至る場合もある 30年から50年安置されたら別の合祀場所に自動的に移動される もともと管理者が維持管理を行うため無縁墓が発生しない もともと管理者が維持管理を行うため無縁墓が発生しない

ご覧いただくと、さまざまな特徴の差が見えてきますが、改めてメリットやデメリットを比較してみましょう。

墓石建立墓 <メリット>
・自分たち家族、祖先や子孫と一緒に埋葬することができる
・自分たちの使用できる場所が明確なため、他者とのトラブルが起きにくい
・自分たちや故人が望むような墓地を作ることができる
<デメリット>
・血縁者がいなくなった時に無縁墓が生まれる
・使用者が維持管理を行わねばならないため労力が必要
・費用が高額なため建立できるだけの資力がない人には手が届かない
納骨堂 <メリット>
自分たち家族、祖先や子孫と一緒に埋葬することができる
自分たちの使用できる場所が明確なため、他者とのトラブルが起きにくい
維持管理をする必要がないため労力を軽減できる
<デメリット>
決まった年数がくれば別の場所に合祀される
施設や設備の事情で納骨できる数に限りがある
人気のある納骨堂の場合「キャンセル待ち」が必要な場合もある
合祀墓 <メリット>
・維持管理をする必要がないため労力が軽減できる
・墓石建立墓や納骨堂より費用の負担が少ない
・管理者が供養祭などを行ってくれる場合もある
<デメリット>
・不特定多数の人と一緒に納骨されてしまう
・故人が望む供養の方法ではない場合もある
・子孫の墓参りがおろそかになってしまう場合もある
永代供養墓 <メリット>
・維持管理をする必要がないため労力が軽減できる
・墓石建立墓や納骨堂より費用の負担が少ない
・管理者が供養祭などを行ってくれる場合もある
<デメリット>
・不特定多数の人と一緒に納骨されてしまう
・故人が望む供養の方法ではない場合もある
・子孫の墓参りがおろそかになってしまう場合もある

比較してみると、費用や維持管理、供養などさまざまな面を考慮しなくてはならないことを感じますね。

しかし、納骨堂は親族等身内で納骨ができるプライバシーが配慮されていて、それでも墓石を建立する墓地よりは安価で確保できることが、一番のメリットと言えそうです。

三重でおすすめの納骨堂5選

三重県は、名古屋など中京地域のベッドタウンとして居住者が増加している地域もあれば、海岸部や山間部などには美しい自然が残されているなど、さまざまな姿を持つ地域です。

そんな三重県内には数多くの納骨堂がありますが、その中でもおすすめの納骨堂を厳選してご紹介さして行きたいと思います。

宣隆寺墓地 沙羅双樹

宣隆寺墓地 沙羅双樹

宣隆寺本堂の一角に設けられた納骨堂で、本堂の外からでも参拝することができる便利な納骨堂。

17回忌が終われば、合祀墓「ニルヴァーナの森」に埋葬されるので、子孫が絶えても安心して供養してもらえます。

お寺主催の供養祭なども開催されるので、遠方にいる人でも供養の心配が不要です。

所在地 三重県鈴鹿市長太旭町二丁目三番三八号
電話番号 059-385-6670
最寄り駅 近鉄名古屋線長太ノ浦駅
アクセス 国道23号線バイパス一ノ宮交差点を東に向かい15分、東名阪自動車道鈴鹿ICから30分
電車・バス 近鉄名古屋線長太ノ浦駅徒歩10分
送迎ハスの有無
宗旨・宗派 不問
霊園施設 駐車場、トイレ
開園時間 不問
定休日
墓地タイプ 寺院
墓地の形態 寺院墓地(納骨堂・永代供養墓)
費用 納骨1体につき24万円、管理料無料
URL http://www.senryuji.jp/nilbana/

やすらぎの塔

やすらぎの塔

四日市駅近くの市街地にある「納骨堂」イコールのビル。

外観では納骨堂とは思えないビルの中は、エレベーター完備でセキュリティもしっかりしています。

また、大きめのロッカーを提供してもらえるので、子孫ともども使うことができる便利な納骨堂です。

所在地 三重県四日市市西浦1丁目7番8号
電話番号 0120-007-941
最寄り駅 近鉄四日市駅
アクセス 東名阪自動車道四日市ICから20分
電車・バス 近鉄四日市駅より徒歩7分
送迎ハスの有無
宗旨・宗派 不問
霊園施設 トイレ、エレベーター
開園時間 9:30~16:00
定休日 毎週水・木曜日
墓地タイプ 民営
墓地の形態 ロッカー型(納骨堂)
費用 1人用20万円、2人用30万円~50万円、管理料年間5,100円~9,200円
URL http://www.yasuraginotoh.com/about/

成願寺墓地

電車、自家用車でのアクセスも容易な納骨堂。

既存の墓地の一画に設けられているので、駐車場が広く参道の出入りもしやすいので高齢になっても参拝が可能。

管理料が無料なのも、使用者側から見ればうれしいメリットです。

所在地 三重県津市一身田大古曽字山ノ口1637
電話番号 0120-432-221
最寄り駅 JR紀勢本線一身田駅
アクセス 車:伊勢自動車道津ICより約10分
電車・バス JR紀勢本線一身田駅からタクシーで15分
送迎ハスの有無
宗旨・宗派 不問
霊園施設 駐車場、トイレ、永代供養施設、納骨施設
開園時間 不問
定休日
墓地タイプ 寺院
墓地の形態 寺院墓地(一般墓・納骨堂・合祀墓)
費用 体につき30万円、管理料無料
URL

龍津寺 のうこつぼ

龍津寺 のうこつぼ

市街地内にあるお寺の中に設けられた納骨堂。

使用者ごとに石造りの棚が提供されるので、一族そろって埋葬することもできる利便性がメリット。

住職による定期的な供養祭が行われるので、供養に対する将来の不安も解消できます。

所在地 三重県津市東古河町8-24
電話番号 0120-148-085
最寄り駅 近鉄名古屋線津新町駅
アクセス 伊勢自動車道 津IC出口より車で5分
電車・バス 近鉄名古屋線津新町駅より徒歩10分
送迎ハスの有無
宗旨・宗派 不問
霊園施設 駐車場、トイレ、法要施設
開園時間 不問
定休日
墓地タイプ 寺院
墓地の形態 寺院墓地(永代供養墓・納骨堂・合祀墓)
費用 1体に付き10年間49万8千円から、管理料無料、11年目以降使用する場合は10年分3万円
URL https://noukotsu.co.jp/jiin/mie_ryushinji.html

浄運寺 のうこつぼ

歴史のあるお寺の境内にあるロッカー型の納骨堂「のうこつぼ」。

東京の企業「愛心」が開発した、屋外型の簡易納骨スペースを備えた新しいタイプの納骨堂です。

浄運寺ののうこつぼは、本堂のそばにあり住職による供養も行われるのが魅力です。

所在地 三重県津市一身田上津田部田864
電話番号 0120-432-221
最寄り駅 JR紀勢本線一身田駅
アクセス 伊勢自動車道津ICより約10分
電車・バス JR紀勢本線一身田駅からタクシーで15分
送迎ハスの有無
宗旨・宗派 不問
霊園施設 駐車場、花立、供物台、祭壇、トイレ
開園時間 不問
定休日
墓地タイプ 寺院
墓地の形態 寺院墓地(納骨堂・永代供養墓)
費用 1体に付き10年間49万8千円から、管理料無料、11年目以降使用する場合は10年分3万円
URL

納骨堂のタイプと値段の相場

納骨堂のタイプと値段の相場

納骨堂といっても、構造の違いなどもあり、そのタイプは大きく分かれます。

どれだけの遺骨を納めたいのか、どれだけの期間故人を供養するのかなど、家ごとの事情によって、選ぶべきタイプは大きく異なります。

そこで、納骨堂選びの参考にしていただくため、納骨堂にはどのようなタイプがあるのか「タイプの特徴と費用」を比較してみましょう。

ロッカー型の特徴と費用

 ロッカー型の納骨堂は、使用者ごとにロッカーが用意されており、そこに遺骨を納骨することになります。

ロッカーの大きさは納骨堂ごとに異なりますが、売り出しの時に「8人用」などのように、収納できる遺骨の数をあらかじめ明示して販売されることが多いです。

納骨は、使用者がカギを持っていてロッカーを自分で開けて収める場合もあれば、管理者に申し出て収めてもらう方法のいずれかになります。

なお、花立や供物台などは他の使用者と共用となります。

費用は、納骨堂の規模や他のサービスによって変わってきますが、1体につき20万円から30万円が相場となっています。

もともと、墓地や納骨堂が少ない地域になると、さらにプラス10万円から20万円ほどの費用が掛かる場合もあります。

その他、建物の維持管理のために管理料を請求される場合もあり、年間5千円程度支払う必要もあります。

仏壇型の特徴と費用

仏壇型の納骨堂は、使用者ごとに1つの仏壇が用意されていて、上段に仏壇があり、下の段に納骨用の棚が用意されているスタイルが一般的です。

仏壇があるので、個別に花立や供物台も用意されていますし、位牌を置くスペースも一緒に確保できます。

費用は、納骨堂の規模や他のサービスによって変わってきますが、1体につき40万円から50万円が相場となっていますが、もともと墓地や納骨堂が少ない地域になると、さらにプラス10万円から20万円ほどの費用が掛かる場合もあります。

その他、建物の維持管理のために管理料を請求される場合もあり、年間5千円程度支払う必要もあります。

位牌型の特徴と費用

位牌型納骨堂は、位牌を寺院が預かってくれ、使用者ごとに分けられた棚などで保管して供養するものです。

その場合、遺骨は寺院が用意している共用の合祀場所に集められ、他の使用者と一緒に同じ場所へ埋葬されます。

個別に花立や供物台があるわけではなく、さまざまな設備が共用になるため、その分費用は割安であり、1体につき10万円から20万円が相場となっています。

なお、これとは別に永代供養料を請求される場合もありますが、支払うと自分たちの代わりにお盆やお彼岸など決まった時期に寺院が供養を行ってくれるので、遠方に住んでいる人や、自分の代で家が絶える人にとってはお墓の管理も気にならず、かつ供養もしてもらえる点は安心できるでしょう。

また、納骨堂そのものの管理費用が掛からないので、いわゆる「管理料」が無料であることも多いです。

墓石型の特徴と費用

 墓石型の納骨堂は、石造りのお堂などを設けて、その中に棚や納骨スペースを設けて運営されるものです。

すべてが石造りで、イメージすると「大きな石造りのお墓」と考えることもできるでしょう。

最近では、石で作られたロッカーを集合して設置する「のうこつぼ」など新しい形式も見られるようになっています。

納骨は、寺院に遺骨を預けて行う形式であることが多く、花立や供物台は、納骨堂の前に共用で用意されていることが多いです。

費用は1体につき20万円から30万円が相場となっていますが、もともと墓地や納骨堂が少ない地域になると、さらにプラス10万円から20万円ほどの費用が掛かる場合もあります。

なお、石造りの場合は管理費用が掛からないので、いわゆる「管理料」が無料であることも多いです。

合祀・合葬の特徴と費用

 別名を「合葬墓」「永代供養墓」ともいわれ、預かった遺骨を他人と一緒に埋葬することが前提の墓所です。

納骨堂にありがちな「個別の棚やロッカー」が一切なく、預けると共通の納骨スペースに直接納骨され、あとから取り出すこともできなくなっている場合が多いです。

納骨は、寺院に遺骨を預けて行う形式であることが多く、花立や供物台は、納骨堂の前に共用で用意されていることが多いです。

また、既存の霊園の一画に合わせて設けられていることも多いので、郊外に設置されている場合もあります。

費用は1体につき10万円から20万円が相場となっていますが、もともとお盆やお彼岸などの供養がセットになっているところも多いので、トータルで見ると割安な埋葬方法とも言えます

自動搬送型の特徴と費用

最新の納骨堂に多いのが「自動搬送型」の納骨堂です。

これは、使用者ごとにロッカーが用意されている点は一般の納骨堂と同じなのですが、祭壇に向かって手を合わせるとき、カードキーなどを使って呼び出せば、ロッカーから自動搬送されてきた遺骨が目の前の祭壇に設置されるという再申請の設備なのです。

自動搬送型のイメージは、アマゾンなどの物流倉庫の中で、指示をすれば自動的にリフトが移動し、該当する商品を取り出してくれる仕組みがありますが、あの仕組みで遺骨が選択され登場すると考えてもらえばいいでしょう。

これだけの設備なので、当然維持管理経費はかなりのものになり、その分使用料も高額になります。1体あたり50万から80万円が相場となっており、首都圏などでは1体100万円を超える納骨堂もあるぐらいです。

 神棚型の特徴と費用

神棚型納骨堂は、神道の信者さんが利用する納骨堂の形式です。

先ほど「仏壇型納骨堂」についてご紹介しましたが、仏壇の部分が小さなお社(やしろ)になったと考えてもらえばいいでしょう。

別名「納骨殿」とも呼ばれ、そのお社の中には御心境、真榊、かがり火、神饌、榊立てなどが並べられており、供養時にお祈り巣をすることもできます。

お社の下には納骨用の棚が用意されていて、他人と一緒に納骨されることはありません。

また、個別に花立や供物台も用意されていますし、位牌を置くスペースも一緒に確保できるので、代々にわたって使い続けることも可能です。

費用は、納骨堂の規模や他のサービスによって変わってきますが、1体につき40万円から50万円が相場となっています。

もともと、墓地や納骨堂が少ない地域になると、さらにプラス10万円から20万円ほどの費用が掛かる場合もあります。

その他、建物の維持管理のために管理料を請求される場合もあり、年間5千円程度支払う必要もあります。

 納骨堂を選ぶ際のポイントは?

納骨堂を選ぶ際のポイント

 では、みなさんが納骨堂を選ぶ際にぜひ気にして欲しいポイントを、いくつかご紹介しましょう。

これらのポイントを押さえておけば、納骨堂選びで迷うことはまずないと思います。

<ポイント1>費用

納骨堂選びの際に、費用はどうしても気になるものです。

基本的には永代使用料を支払うことが多いので、1体あたりのお金を支払うことになりますが、ロッカー式や仏壇式の納骨堂の場合、もともと定員が決まっている場合もあり、最初から定員分の費用を請求されることもあります。

また、納骨堂の建物自体を改修するなどの理由で、別途費用を請求されることがあります。比較的新しい納骨堂であれば、回収費用を請求される可能性も少ないでしょう。

<ポイント2>供養の有無

納骨堂側で定期的な供養をしてもらえると、遠方に住んでいる人や、身寄りが亡くなってしまう人でも安心して供養してもらえるので大きなメリットになりえます。

ただし、供養に関する費用が別途請求されるのか、それとも永代使用料に含まれているのかは確認しておきましょう。

この部分は、納骨堂ごとに考え方が違うので、明確な答えがありません。

また、供養に関する費用と言わず、「お布施」の形で寺院への寄付を依頼される場合もあることは覚えておきましょう。

<ポイント3>無縁になった時の対応

無縁の状態になった時、一般的には管理者が遺骨を取り出し、共用の納骨スペースに移し替えることになります。

また、血縁者がいた場合でも、納骨堂の利用規則で「納骨後50年たったら共用の納骨スペースに移し替える」ことが決められている場合があります。

それぞれの納骨堂でルールが異なるので、この点もあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

<ポイント4>納骨する人数

納骨堂を「夫婦」で使うのか、それとも「一族」で使うのかは、費用にも影響するので重要なポイントです。

基本的に、納骨堂の永代使用料は「一体当たり」の金額で決められることが多いからです。

自分たちの世代、子の世代、孫の世代と、実際に納骨堂を使う人数をはじいてみて、本当に必要な人たちの分だけ納骨スペースを確保しておく必要があります。

また、検討段階では明確に人数が決められなかったとしても、やっぱり人数が増えることになった場合でも、受け入れ体数に余裕がある納骨堂を選んでおけば、プランの変更があっても対応できるでしょう。

 納骨堂のメリット・デメリット

今まで、納骨堂に関するさまざまな情報やポイントをご紹介してきました。

ここで、改めて納骨堂のメリットやデメリットを整理してみたいと思います。

 納骨堂のメリット

 納骨堂のメリットは、やはり「安い」ことと「管理の手間を軽減できる」ことに尽きます。

一般的な石造りの墓地を確保しようとすれば、土地の費用と墓石の費用、両方を支払わなくてはなりません。

墓石の建立といっても、どんなに安い石を使った場合でも、100万円前後の費用が掛かります。

それに、土地の永代供養料が100万円前後プラスされるとすれば、車一台を買うようなもので、なかなか手が出ない場合もありますが、納骨堂は「墓石」の部分の費用が不要なので、経済的にも優しいです。

また、墓石や土地がない分、自分たちで草抜きなどをしなくてもいいので、管理の手間が軽減されます。

建物の中にある納骨堂の場合、管理者がすべて管理してくれるので、使用者である自分たちが何もしなくて良いのは最大のメリットではないでしょうか?

 納骨堂のデメリット

納骨堂のデメリットは、一度に多くの遺骨を納める場所がないことです。

ロッカー式や仏壇式などの納骨堂があるものの、棚やロッカーには物理的に収められる体数に限界があります。

墓石と土地を一緒に使っている場合であれば、それらを作るときに自分たちが本当に必要な納骨体数を計算しておけるので、収められる体数で悩む必要はありません。

また、納骨堂自体が平成になってから登場していることもあり、゜亡くなったらお墓に収めるべき」と考えている世代の人には理解してもらえないこともあり、親族間の争いの種になることも考えられます。

また、地域によっては墓地や納骨堂などが不足していて、そのせいで永代使用料が暴騰しているような場合もあります。

ですので、本当に必要な時に費用面での折り合いがつかず、納骨堂の使用を断念せざるを得ない場合もあるかもしれません。

納骨堂の検討から納骨までの流れ

 ここでは、納骨堂の申し込みを検討して、実際に納骨するまでの流れを表にまとめてみました。

留意していただきたいポイントも記載しておきましたので、ぜひ参考にしてください。

順番 項      目 内     容
1 納骨体数を決める 永代使用料や納骨堂そのものを選ぶために必要な項目です。
家族だけでなく、関わりのある親族とも相談しておきましょう。
2 予算を決める 申込時の費用だけでなく、管理料なども十分確認しましょう
3 管理を考える 管理料の支払いや、子孫まで使用できるかどうかを確認。
管理のために、追加の経費を求められるかどうかも確認しておきましょう。
4 場所を決める 今の住居に近いところや交通手段について検討。
また、自動車免許を返上した後でも、通いやすい場所であるかも考えておきましょう。
5 契約をする 将来を考えて、後の世代の誰かを契約者にしておくことも方法の1つです。
6 納骨をする 火葬許可証または改葬許可証を管理者に提出します。
実際に納骨堂に出向き遺骨をお預けするのは、四十九日などのタイミングであることが多いです。
7 供養をする お盆、彼岸、命日等の墓参をする。
墓参ができない場合、管理者の提供する供養サービスの利用も検討しましょう。
また、三回忌などの節目の法要も供養サービスの一環で行ってもらえる場合は、あわせて検討してもいいでしょう。
8 その他 世代を超えて使う場合は、必要なタイミングを計って使用者変更の手続きをします。
無縁化する恐れがある場合は、管理者に相談し合祀してもらうことも検討しましょう。。

まとめ

 納骨堂についてさまざまな情報をまとめてみましたが、いかがでしょうか。

平成10年代以降、お寺が境内に納骨堂を作ったり、既存の霊園の一角に納骨堂ができるなど、全国的に納骨堂が多く作られるようになりました。

一般的な土地と墓石のあるお墓は、その後の管理や費用のこともあり、徐々にニーズが低下しているので、今後も納骨堂の需要が高まると思われます。

需要が高まるということは、納骨堂を使いたい「ライバル」が多くなるわけですから、将来的に納骨堂の契約を考えている人は、誰よりも早く契約までこぎつけておくとよいでしょう。

そのためには、自分たちの世代だけではなく、親の世代、子の世代としっかり相談することも忘れないでくださいね。

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